名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

ホントは自分に言い訳してただけだった~就活時に読んでよかった本 Part2 ~

 こんにちは。てながあしながです。

 

今回は、

就活時に読んでよかった本 Part 2   です。

 

 

 

前回の記事をまとめると…

bookpotato.hatenablog.com

 

 

 

私は「何者」を読んで、

 

「ウーム、頑張ってる人をバカにしてちゃいかんな…!

自分も頑張って行動していかねば…!」

 

となったのでした。

  

前回の記事で紹介した『何者』を読んだのは、昨年の9月末。

 

いよいよ就活セミナーも本格化し、冬のインターンのエントリーが始まる時期です。

 

さて、元ダメ就活生だった私は、果たしてちゃんと就活の波に乗れるようになったのでしょうか…!?

 

 

 

 

 

1.全く変わらなかった。

 

 

はい、そうでした。これが人間の脆さですね。

 

今だから臆面もなく言いますが、私は結局就活セミナーにも対して真面目にも行かず、冬のインターンシップに至っては参加申し込みさえもしませんでした。

 

 

 

「あれ?『何者』を読んで、衝撃を受けたのでは?」

 

そう思いますよね。僕も今思い返してそう思います。

 

 

 

では、実際『何者』を読んだ私は、どうなったのでしょうか!?

 

 

結論から言うと、そう大して変わりませんでした。

 

確かに、就活に対する心構えは変わった。「頑張ってる友達を見習わなきゃな」とも思った。

 

 

しかし、行動のレベルでは、何一つ成長しなかった。

 

 

「これ、まさしく俺のことを書いてるなぁ…うわぁ…俺変わらなきゃ…」とは思うものの、その読後のカタルシスに酔いしれるだけだったのです。

 

 

 

 

 

2.大学では何者ブームが

 

僕の大学の友達は、就活に対する考え方はおおむね僕と同じような奴らばかりでした。

最も仲の良かったやつを仮にGとします。

Gは、僕と授業をサボっては食堂に入りびたり、「就活近づいてきたなぁ…ダリぃ…」なんてのたまってるような、僕に負けずとも劣らない意識が低いやつでした。

 

そんな我々の中で、『何者』ブームが起きます。

 

みんな「俺のことを書いてる‼‼」なんて思うわけです。特に、先ほどのGなんて、友達にこんなことを呼びかけだします。

 

 

 

「ねぇねぇ、ここ、就活対策本部にしようよ‼」

 

 

理香顔負けの名演です。完全に毒されてしまっています。

というわけで、同級生の就活勢で、図書館に集まってはみんなで就活対策をする、「就活対策本部」が結成されたのでした。

 

 

具体的にどんな活動をしていたのかを詳述するとキリがないので割愛しますが、(気になる方がいたらコメントで聞いてください)その活動のうちの一つとして我々は、本の勧め合いのようなものをしていました。

 

 

「一番いいプレゼンをしたやつは、今夜飯をおごってもらえる」なんて言われるものですから、読書大好きな私なんて皆の100倍くらいの重さのスライドファイルを用意して臨んだのですが、結論から言って負けました。Gにです。

 

 

今回紹介しようと思っている本は、Gが紹介してくれた本。そう、『本音で生きる』です。

 

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3.『何者』とどう違ったのか

 

 

この本は、堀江貴文氏が書いた、自己啓発書です。新書にしてはずいぶん売れました。

 

 

内容をひとことで説明すると…

 

 

 

行動しろ‼

 

 

以上です。いやほんとに。もちろん他にも何個か言ってるのですが、もうこれしか頭に残りません。

 

 

 

 

しかし、それでは『何者』の時と同じ。しかし、この本はどう違ったか。

それは、僕としては、「論理的に『行動しろや』と追い詰められた」という点です。

 

 

僕は『何者』後、どうして行動しなかったのか。いろいろありますが、一番大きな原因は、「天才的に言い訳を思いつけるから」な気がします。

 

例えば、冬インターンが迫る10月。その時の思考回路はおおむねこんな感じです。

 

 

「冬こそはインターン行かなきゃなぁ~…まだ締め切り遠いだろうから、また今度マイナビみよっと」(10月ごろ)

「締切近づいてきたな~、今日はバイトだし、夜何も予定ない日に書こっと」(11月ごろ)

「待て…インターンに行って投入するコストと、得られるものを天秤にかけたとき、はたして得るものはそこまで大きいのだろうか…?行って疲れるだけで、何も得られないのでは…?みんな何も考えず行ってるだけで、考えた末に行かないというのも個性的な選択ではなかろうか…?よし決めた。行かないどこう。」(12月ごろ)

 

 

どうでしょうか。この記事を読んでいる大学3年生の諸兄の中には、同じような思考回路の人がいるのではなかろうか?

 

この、無駄に回るこざかしい猿知恵によって、僕は結局何一つ行動が変わらず、『何者』を読んでも読後感に酔うだけ酔って、フツ―の自堕落な日々に戻っていったのでした。

 

 

 

 

しかし、本著はそういう「俺って賢いかも!」という逃げ道もぶっ潰してきます。

 

堀江氏は、こんなことも言っています。

 

 

ーーバカになれ‼小利口になるな‼

  プライドなんて捨てろよ‼

 

 

はい、完全に私です。

 

 

 

 

「でも、就活セミナーとか、意識高えしなぁ…ちょっと恥ずかしいわ…」

 

 

ーー世間体が気になるとかいうけど、その「世間」って誰のこと?

  正直、お前のこと、そんなに周囲の人気にしてないよ?

 

その通りです。自意識過剰でした。

 

 

 

「でも時間ないんだよなぁ…」

 

 

ーー時間ないっていうけど、時間ってみんな24時間だけしかないよ?

  それって、ホントはやりたくないのを、時間のせいにしてるだけじゃね?

 

 

はい、その通りです。ほんとにすみませんでした。

 

 

 

 

こんな調子で、僕が用意する自意識防衛カードを、どんどんホリエモンに切られていきました。この本を読む時間は、さながら真綿で首を締められるようで、正直メンタル的にキツかった。ヘコみました。

 

 

 

 

4.そして、徐々に行動力が増すように

 

 

僕の退路を断ちながら、僕を追い詰め、最終的に切り刻んだ『本音で生きる』のインパクトは、もうそれはすごいものでした。

 

 

でも、それでも、プライドを捨てて、自分が本当になりたい姿に向かって一歩一歩行動していくというビジョンを、『本音で生きる』は示してくれたのです。その影響力は、とても大きかった。

 

 

これを契機に、自分が「いいな」と思ったことに対して素直になろう、と思うようになりました。それに、与えられたチャンスに対しても、オープンになりました。

面白そうな選考をしている企業は受けてみました。人事が面白そうだと思った会社には、直接連絡をして、Skypeでお話しさせてもらったり、オフィスに行ってお話を伺いに行きました。企業の人に会いたくてもOBがいなかった時は、大学の教授に頼んで紹介してもらいました。

 

そういった、なりふり構わない行動があったからこそ、納得のいく形で就職活動を終えることもできました。これは、『本音で生きる』を読まなかったらありえなかったことです。

そういう意味では、『本音で生きる』が、最も自分が就活中に読んでよかったと思える本だと言っても言い過ぎではないような気もします。

 

なお、このブログを始めたのも堀江氏の影響です。

著書で繰り返し「自分の没頭できることに打ち込んでいこう!」 と述べており、それに触発された次第です。

 

(ちなみに、就活中には、「自己PRをして」と言われた際には、「行動力があります」なんて言っていました(笑)ほんとに、一年前の今頃では考えられない変わりようだと、今振り返っても思います。)

 

 

 

5.まとめ

 

今回は、最も思い入れの強い本だからか、ずいぶんまとまりのない記事になってしまったような気がしますが、要するに、

 

『何者』読んだけど大して変わらなかった

『本音で生きる』で衝撃を受け、徐々に変わるように

 

こういうことです。

 

 

 

就活生に限らず、「変わりたい」と思っているのに踏み出せない方。本著は、超刺激的な言葉で背中を押してくれるおクスリです。刺激が強すぎる劇薬なのが難点ですが(笑)

 

 

そんなわけで、Part 2にて出し切った感もありますが、今回は以上です。

 

 

 

 

追伸

 

この本を、気の合うバイトの後輩に勧めてみたところ、

 

 「体に電撃が走りました。とりあえず明日ヒッチハイク行ってきます。」

Google東京オフィスに、アポなしで行って、見学交渉してきます」

「やりたいことが見つかったので、大学やめます」

 

などとどエラいことに。今、めちゃくちゃ人生が楽しくなってきたようで、うらやましい限りです。やや寂しいような気もしますが(笑)

 

↓そんな彼のブログはこちらです。混じり気のない純粋なやつなので、どうか応援してあげてください。50円で依頼を聞いてくれるらしいですよ。

lineblog.me

 

僕は、彼ほどぶち抜けることが出来なかった、どこまでも凡人らしい凡人ですが、そんな凡人でも少しは変わることが出来るのがこの本です。

というわけで、座右の書とかわいい後輩の紹介でした。

 

 

 

追伸2

 

bookpotato.hatenablog.com

 

Part3です。