名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

2017年9月 面白かった本ベスト3

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こんにちは。

『銀齢の果て』をを紹介して以来、更新をサボってしまいすみません。人生最後の夏休みを謳歌しておりました。

 

今回は、9月に読んだ本の中で、特に面白かった本を三冊紹介します。

 

 

 

1.先月の読書状況

また今後改めて紹介する予定でいますが、僕は「読書メーター」という読書管理サービスを利用しています。

 

bookmeter.com

 

これによると、今月僕が読んだ本は44冊でした。(雑誌含む)

 

先月よりはペースが上がりましたが、残り少ない学生生活です。もっともっと読まねばと思った次第です。

 

内容に関してですが、小説は今月一冊も読みませんでした。最近は新書偏重になってきて、ノンフィクションばかり読み漁っています。

 

 

2.先月のベスト3

それでは、ベスト3を発表したいと思います!

 

 

 

3位 『とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話』佐倉色著 飛鳥新社

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KADOKAWAに連載を持っていたマンガ家の佐倉色さんによる、エッセイコミック。

 

佐倉さんは、ネットで細々とマンガを描いていたのですが、そこに現れたのがKADOKAWAの編集者。

ややためらいながらも、お仕事を受けることにする佐倉氏。その先に、とんでもない地獄が待ち受けてるとも知らずに…

 

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↑仕事を受けた一節ですね。

 

今なら無料試し読みをやっているので、興味がある方は読んでみては?

mangahack.com

刊行は比較的最近なので、大きめの書店に行けば手に入るはずです。

 

 

 

2位 『知るほどに深くなる 漢字のツボ』円満字二郎著 青春出版社 

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続いては、漢字の雑学本です。

漢字マニアの私にとっては、たまらない一冊でした。

 

 

たとえば、皆さんは漢字の送り仮名に困ったことはありませんか?

 

「あれ?『承る』だっけ?『承わる』だっけ?」こういうやつです。

 

しかし、これにはルールがあるんです。それは、

活用しない部分(=語幹)だけを漢字にする  です。

 

たとえば、先ほどの「うけたまわる」。

これは、「’’うけたまわ’’らない」「’’うけたまわ''れば」などと活用しますよね。

だから、活用しない’’うけたまわ’’の部分が、まるまる’’承’’の読みになります。つまり、「承る」が正解でした。

 

このルールを覚えておけば、基本的には送り仮名には困らないでしょう。

 

他には、

なぜ’’専’’には点がないのに、’’博’’には点があるのか

’’捗’’と’’歩’’は同じ字ではないのか?(よく見ると’’捗’’の右側は’’歩’’ではない)

なぜ日本語には同音異義語が多い?

 

など、よく考えるとわからない、漢字に関する雑学がてんこもり。

 

 

 

1位 『漫画 君たちはどう生きるか』原作:吉野源三郎 画:羽賀翔一 マガジンハウス

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そして1位は『漫画 君たちはどう生きるか』。

どうやら、もう10万部売れているらしいです。すごい勢いだ。

 

これは、吉野源三郎の小説が原作。児童文学の古典的名著です。

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これを、マンガでリメイクしたのが、本書です。

 

あらすじとしてはシンプル。二行にまとめるとすると、

 

主人公は旧制中学校の学生の、コペル君こと本田潤一。

コペル君はおじさんに教えを乞いながら、物の見方や、正義について学んでいきます。

 

大枠はこんだけ。この本が書かれたのは80年前ですが、この本で得られる教訓は今もなお全く色あせていません。

中学生、高校生はもちろん、大人にも読んでほしい。そして自分の胸に問うてみてほしい。自分はなぜ生きるか、と。

 

 

この本は、題材自体は普遍的なのに、岩波文庫から刊行されていたり、書かれたのがずいぶん昔だということで敬遠されそうな古典を、現代風に刷新し、古臭さを完全に取り払ったという点で、ものすごく大きい。これなら誰でも読めるからです。

 

堀江貴文氏は「バカは最強の法則」という本で、「マンガは最強メディア」と言っていましたが、この本はまさしくその一例でしょう。

 

3.まとめ

というわけで今回は

 

とある新人漫画家に、本当に起こったコワイ話

 

『知るほどに深くなる 漢字のツボ』

 

『漫画 君たちはどう生きるか』

 

の三冊を紹介いたしました!

 

 

 

 

知るほどに深くなる漢字のツボ

知るほどに深くなる漢字のツボ

 

 

 

漫画 君たちはどう生きるか

漫画 君たちはどう生きるか