名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

出版社の就活

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出版社の就活って、どんな感じ?

 

 

こんにちは。今日は、新シリーズを始めようと思います。

 テーマは、出版社の就活

 

外から見たら全く分からない、出版社の就活について、書いていこうと思います。

特に、出版社に興味のある大学生は、必見です。

 

(なお、書いている私は、出版社に来年から行くことになっている大学4年生です)

 

 

今回は、

 

①門がめっちゃ狭い

②東京にしかない

 

の二点について書きます。

 

 

1.門がめっちゃ狭い

 

まず、出版社の就活情報として、真っ先に知っておいて欲しいこと。それは、アホみたいに門が狭いということ。

 

 

ここで突然の問題。

出版社の中で大手と言われるのは、小学館講談社集英社の三社。その三社は、大体どれくらいの人数の人を毎年採用していると思いますか?

 

 

 

はい、正解を発表します。

 

各社、15人前後です。つまり、3社で50人弱。

 

 

参考までに、三菱東京UFJ銀行の採用人数と比較してみましょうか。

総合職、一般職全部コミコミで、約1300人ほどと言われています。うーむ。

(参考→三菱東京UFJ銀行の新卒採用・採用人数・選考フローまとめ | Goodfind

 

一応、業界全体も見てみましょうか。計算方法にもよりますが、100~300人と言われています。すくなっ。

なんなら、新卒採用を行っていない会社もあります。というか、出版社って小規模なところがめちゃくちゃ多いので、正しく言えばほとんどの会社は新卒採用を行っていません。

 

例えば、幻冬舎。ここも、僕が調べたときには経験者採用しかやっていませんでした。あんなに有名な会社が、です。

なので、もし行きたい出版社があるなら、必ず新卒採用をしているか、そしてしているなら、例年どれくらいとっているのか、必ず確認しておきましょう。

 

 

 

2.東京にしかない

 

これは、東京に住んでいる方は読み飛ばしてもらってかまいません。

 

 

新卒採用をしている出版社は、基本的に東京にしかありません。

これ、僕なんかはぶったまげたのですが、講談社だって新潮社だって、名古屋支社どころか、大阪支社も、というか支社さえもありません。本社東京、以上。

 

ということは、地方生の皆さんは、二つのハンディキャップを背負うことになります。

一つ目は、距離。二つ目は、情報格差。三つ目は、周囲の差。

順を追って説明します。

 

 

一つ目の距離は、説明する必要もないかもしれませんが、念のため。

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これから、説明会やインターンインターンを行っている出版社なんてほとんどないけど)、OB訪問に筆記試験や面接の度に、東京に行くことになります。

これ、地味につらいです。毎回1万単位でお金が飛んでいきます。おまけに、交通費だけじゃなくて、宿泊費もかかる可能性もあります。

 

それから、当然ながら、行くには時間がかかります。それも、だいぶ。

僕は車酔いしないタイプだったので、毎回高速バスをわざととって、その長い移動時間中をがっつり読書の時間にあてていましたが、車酔いする人にとっては移動時間は地獄でしかないでしょう。

 

 

 

二つ目は、情報格差。これも地味に痛かった。

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まず、東京では出版社の就活イベントがしばしば行われます。しかし、地方巡業はなかなかありません。その結果、待ってても情報は入ってこないどころか、どんどん差がついてきます。

それから、向こうには、マスコミ塾なるものもあります。アナウンサースクールの出版社バージョンみたいなものですね。もちろん、地方にはこんなのありません。

 

 

 

三つ目は、周囲の差ですね。

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もうこの辺まで読んで「出版社、無理だわ/(^o^)\」って思った人がいるように、地方生はわざわざ出版社を目指そうとは思わなくなります。その結果、周囲に出版社を目指す人は少なくなります。そうすると、だいたい地方生は孤独な状況で出版社を目指すことになります。

 

それから、OBも少なくなりますね。僕は大学のOBは見つからず、OB訪問サービスみたいなのを使いました。また詳しく書きます。

それに、会おうと思うと、どうしても東京に行かざるを得なくなります。

 

 

3.まとめ

 

というわけで、今回は

 

①狭き門

②東京中心

 

という二点について書きました!

 

絶望的な情報ばかり与えてしまいましたが、本気で目指そうと思っている人は、どうかまだ落ち込まないで、次の記事を期待していてください!

(次の記事も多分絶望的な気持ちになる記事)