名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

出版社のエントリーシート

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選考の第一関門、エントリーシート

 

 

 


こんにちは。

今日は、前回に引き続き、後輩に向けて出版社の就活のお話を書こうと思います。

 

前回の記事はこちら。

bookpotato.hatenablog.com

 

そして、今回のテーマは、「出版社のエントリーシートです。

 

1.選考の流れ

出版社の選考の流れは、以下の3ステップがメジャーです。 

 

エントリーシート

②筆記試験

③面接

 

 

 

そして、今回は

 

エントリーシート

 

について書きます。

 

 

2.エントリーシートの基礎知識

 

一応知らない人向けに説明すると、エントリーシート(略してES)とは、会社ごとのオリジナルの履歴書みたいなものです。

センター試験だと実力が図りきれないから、二次試験もやるね~」という国立大学と同じ要領ですね。その人の個性を図るための関門です。

 

さて、このエントリーシートなんですが、出版社はとにかく量が多い。A4が3枚なんてザラで、僕は最大一社のESで5枚書きました。徹夜で仕上げようと思うとどえらい大変です。

 

 そして、だいたい手書き指定。これにて、計画性のない就活生諸氏の腱鞘炎が約束されるというわけです。

 

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また、内容がまたバリエーションに富んでいること。メーカーや金融で頻出する

「あなたが学生時代に注力したことは?」

「あなたが集団の中で果たす役割は?」

なんて質問はなかなか出てきません。

 

 

 

「好きな本、雑誌、マンガ、映画、イベントを3つずつと、その理由は?」

「写真を一枚貼って、喜怒哀楽のうちどれか一つを表してください」

「あなたの宴会芸は?」

 

どれも、実際のESで聞かれたことです。こんなので驚いていてはいけません。この、バラエティに富んだ質問という特徴は、面接でもいかんなく発揮されます。

 

 

また、普通の企業ではないけど、出版社のESでほぼ確実に出るのは作文。これは次に述べます。

 

 

3.作文

 

出版社のESで頻出する、作文。

もちろん、オーソドックスな作文として、「〇〇について書け。」みたいなものもあります。しかし、変化球が来るのが出版社の就活。

それが、三題噺、と呼ばれるものです。これは、全然関係ない三つのワードが提示され、それを三つとも使ってオモロい話を書く、というムチャぶりな作文課題です。どうです、ヤバい匂いがしませんか。

 

どうすればいいのか、と聞かれても、もし三題噺でオモロい話をいくらでも書けるノウハウを持っていたら、僕は出版社に入らず作家になっていましたし、ブログだって今頃アフィリエイトで食っていけるほどPVがあったはずです。だから、これをやればESが通る!みたいな必勝法はあいにく持ち合わせていません。

 

 

 

でも、まさか徒手空拳で臨むほど自信なんてありませんから、それなりに対策はいたしました。僕がどう対策したか、2点に絞って書きます。

 

 

1つ目は、やっぱりとにかく書くことですよね。実際書いてみて、友達に見てもらってコメントをもらいました。

前回触れたマス読には過去問が載っているので、そのお題を使って書いてみました。

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それから、ネットには便利なサイトがあって、三題噺メーカーなんてものもあります。

三題噺スイッチ

こちらのサイトを使えば、お題をもらうことができます。これを使って書く、というのもいいですね。

 

 

もう一つは、オモロい話を蓄積して、パターン化すること

この、オモロい話というのは、落語から2chまで、なんでも構いません。オチのある文を読んで、自分の作文に活かせないか考えるのです。

夢オチ型、言葉遊び型、パロディ型…。幸いにも、先人たちが、気の利いた文のテンプレートをたくさん残してくれています。これを使わない手はないでしょう。

 

僕は、以前紹介した清水義範さんの短編小説や(笑って考えさせられる短編 ~パスティーシュのすすめ~ - 名大生の稀覯本日記)、「ショートショートの広場」「ショートショートの花束」シリーズを読みまくって鍛えました。

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なお、「ショートショートの~」という二冊は、小説現代にて行われている、一般公募のショートショートコンテストのうち、優秀作のみを集めた本です。普通に読み物として面白いですよ。

 

 

というわけで、僕のやった作文対策をまとめると、

書け、そしていい文を読め

となります。

 

 

 

4.耳より情報、そして警告

「おいおい、ちょっと出版社のエントリーシート、見てみたくなってきたぜ…」なんて方。実は、2017年11月29日現在、もうすでに2019年卒の採用ホームページをオープンしている出版社があるのはご存知ですか?

集英社です。

www.shueisha.co.jp

 

もう集英社は採用サイトをオープンさせ、登録も可能としています。そして、登録したら、エントリーシートがダウンロードできます。

ちょっとエントリーシートの雰囲気が見たい方は、まずここを登録してみてはいかがでしょうか?

 

 

そして、注意しておきます。集英社は、エントリーシートの締め切りは2018年2月13日です。

ということは、締め切りが2018年2月13日ということです。

2018年2月13日には締め切っちゃうということですね。

ヤバすぎることなので、3回言いました。

 

このヤバさ、分かりますかね!?2019年卒の情報解禁は、3月ですからね!?

情報解禁より前に、ES締め切っちゃいますからね!?

他の出版社も、いつ採用サイトを開け、いつESを締め切るかわかりません。

うかうかしてると、見逃しちゃいます。

 

情報収集は怠らないようにすることを勧めます。くれぐれも。