名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

2017年面白かった本 小説部門

こんにちは。お久しぶりです。

卒業論文にかまけていたら、ずいぶん更新するのを忘れていました。

今回は、年の瀬ということで、今年読んで面白かった本をまとめていこうと思います!

 

ラインナップは以下の通りです。

①オーデュボンの祈り

②書き出し小説

③厭な小説

 

 

 

1.小説部門

 

①『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎 新潮文庫

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今年一番面白かった小説は?と言われたら、確実にこの小説でしょう。

今年刊行ではないですが、後輩に勧められて伊坂幸太郎を遅ればせながら読んでみました。その結果たるや、まぁ面白いこと。

普段僕は電車の中で本を読むのですが、電車を降りた後続きが気になりすぎて駅の待合室に30分くらいこもって続きを読み続けてしまった小説は、今年はこの小説だけでしょう。

 

まずは設定。主人公は、なんか気付いたら地図には載っていない離島にいます。なんだその唐突過ぎる設定は。

おまけにその島、千鳥風に言えば、「クセがすごい」。

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未来がわかるカカシに、事実と逆のことしか言わない老人。唯一島の外に出られる男に、悪事を働くと拳銃で撃ってくる男。登場人物は、クセだらけです。

 

そして、最初の未来がわかるカカシ。彼は未来がわかるんです。なのに、殺されます。そして、その謎を探るべく、主人公は動き出すのです…

 

うーん、この本の魅力を一言で言えばなんだろう。「ワクワク感」なのかな。それとも、「厨二感」?とにかく、あらすじをなぞるだけでは伝わらないですね。

 

現代の売れっ子作家伊坂幸太郎の底力を知った一冊でした。

 

 

②『書き出し小説』天久聖一 新潮社

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これを小説に入れていいのか正直迷いますが、面白かったので。

僕はもともとショートショート(短編より更に短い小説)が好きなのですが、それより更に短い小説があるようなのです。それが、この「書き出し小説」。

 

これは何かというと、小説の書き出しのみを収録した本なのです。ただし、実在の小説の書き出しではなく、書き出しのみを創作して収録しています。だから当然、続きが読みたい!と思っても続きなんてありません。

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↑こういう感じです。続きが気になる書き出しばかりが載っています。

「こんな発想があったか!」だとか、「なにそれ、続き気になる!」といった書き出しばかりが載った本です。

 

③『厭な小説』京極夏彦 祥伝社

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以前ブログにて紹介したので割愛。詳しくはこちらをどうぞ。

bookpotato.hatenablog.com

 

知り合いにも勧めてみたのですが、大変不快になってくれたようです。

 

 

 

2.小説部門 まとめ

 

今年は小説をあまり読まなかったので、ノミネートした本も少なくなってしまいました。

他にはマンガ部門と、実用書部門を投稿する予定なので、お楽しみに!

 

マンガ部門

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