名大生の稀覯本日記

月に30~70冊ほど本を読むド暇名大生による、気まぐれな書評ブログです。

出版社の面接対策

ES、筆記をくぐり抜けると、やっと面接に。

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こんにちは。今日は、出版社の面接について書いていこうと思います。

 

ESについて

→出版社のエントリーシート - 名大生の稀覯本日記

 

筆記試験について

→出版社の筆記試験 - 名大生の稀覯本日記

 

 

1.基本情報

 

まず、出版社の面節の基本情報をおさらいしましょう。

大手出版社では、まず一次面接があって、それに通るとじっくり話せる個人面接に進める、というケースが多いです。

一次面接は、自社ではない大きな会場に集められて、順番にガンガン呼ばれていき、面接が行われます。面接官は、年代の近い現場社員がメインです。

この面接の特徴は、とにかく時間が短いこと。30分くらいしかないので、どうしても伝えたいことは前もって整理しておくといいと思います。

 

そこからは、自社での面接になります。ここでは一次面接よりも時間が長くなるため、じっくり自分のアピールができます

 

中堅の出版社だと、筆記試験に通ると、そのまま個人面接になることが多いです。

 

 

 

2.よく聞かれる質問

面接の際、個人的に多く聞かれた質問を列挙してみます。

 

 

・志望動機

・最近読んで面白かった本

・どういう本をよく読むか

・自己PR

 

 

そして、それぞれの所感を述べてみます。

 

・志望動機

一番多いと感じたのはやはり「志望動機」です。

ここであまりお勧めしないのが、「その会社への愛を語る」ということです。

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詳しくは以下の記事に譲りますが、端的に言えば「加点にならない」ということでしょうか。

誤解するな、面接は商取引だ ~就活時に読んでよかった本 Part4~ - 名大生の稀覯本日記

 

つまり、採用する側は、「会社のことを好いてくれている人」を求めているのではなく、「会社に利益をもたらしてくれる人」を求めているのです。

そうすると、加点されるための回答の方向性としては

 

「御社が好きだから」ではなく、

 

「こういう企画がやりたいから」

「雑誌をこういう風にしたいから」

「こういう売り方を試してみたいから」

 

がベターだと思います。

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・最近読んで面白かった本

これは腕の見せ所かと思っています。というのも、作り手側に回ることを考えると、本に対しての分析的な視点は必須だからです。

 

是非ここは、書名に加えて

「どう面白かったか」「どうして面白いのか」「より良くするとしたらどうするか」「売り伸ばすためにはどうするか」

などなど、分析や批判的な考察を加えておくとよいと思います。

 

また、これは聞かれたら答える程度でいいと思いますが、「なぜ買ったか」も本を作るうえでは重要な要素です。著者、オビ、表紙、タイトル、内容などのうち、何に惹かれて買ったのかは、常に意識して思い出せるようにしておくとよりよいです。

 

 

 

また、この質問の亜種として、「最近読んだ本は?「今読んでる本は?」もあります。

このケースでは、「正直面白いと感じなかったな…」と思った場合は、正直にそう言ってしまっても問題ないと思います。その際も、必ず「なぜそう思ったか」はきっちり添えましょう。

 

 

・どういう本をよく読むか

読書遍歴もよく聞かれます。素直に、何をよく読んでいるのか答えましょう。

そこから深堀りされて、本の話が弾むこともしばしば。

 

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また、この質問の変形パターンとして、「雑誌は何を読むか」もあります。たくさん雑誌を読んでいる方は、何を読んでいるのかスッと答えられるように、事前に整理しておくといいですね。

この際、「読み放題サービスで読んでいる、って言ったら出版社の人は怒るのかな?」「他社の雑誌を読んでいるって言ったら機嫌を損ねるかな?」なんて思っていましたが、全くそんなことはありません。正直に答えて大丈夫です。

 

 

・自己PR

これはおなじみの質問なので割愛します。ただ、あまり長々としゃべらない方がいいと思います…有限の時間の中で自分の魅力を伝えようと思ったら、やっぱり本の話ややりたい企画の話に時間を割いた方がいいかなぁと思いますので…

 

 

 

3.準備しておいた方がいいこと

そこで、これまでの話を受けて、面接に向けてやっておいた方がいいことをまとめます。

 

 

①書店の定点観測

書店にはまめに足を運び、今どういう本が売れているかをチェックしておくことをおススメします。

月並みな言葉ですが、今何がはやっているかだとか、どんな新刊が出ていて、売れているかは企画を考える上で非常に重要です。

 

それから、面接中には「最近流行っているこの本、読んだ?」と聞かれることもしばしば。その際に、「えっ…なにその本、知らない…?」となるとちょっと面倒なことになります(笑)定期的に情報を浴びておけばそれは回避できます。

 

 

読書メーター

これは一番推したいサービスです。

 

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bookmeter.com

 

すごく大ざっぱに言えば、「本のことしかつぶやけないSNS」です。基本的には、読んだ本を登録し、感想を投稿するのがメインです。

 

これを使えば、先の質問「最近読んで面白かった本は?」「どういう本をよく読むの?」などの回答に必要な情報が可視化できます。これは大きい。

 

さらに、このサイトは他の読書家ともつながれるのがいいところ。似たような趣味の人をフォローしたり、友達を誘って始めてお互いの読書のモチベーションとするのもいいでしょう。

 

また、購入管理や読みたい本の管理もできるのも地味にナイスなところですね。超助かってます。

 

 

自分は人に良くこのサービスを勧めているのですが、よく言われるのが「続かない…」という意見。最初は無理しすぎず、時間があるときにまとめて投稿するのでもいいと思います。とりあえず一週間!と思ってやってみるといいかも。

 

 

 

 

 

③会社のホームページの確認

 最後は、当たり前といっちゃあ当たり前なのですが。

総合出版社は、意外と色んな顔を持っています。どんな雑誌を出しているのかくらいは、直前に確認しておくといいかと思います。「あ、これにも興味あるかも!」なんて発見があるかもしれません。

 

 

 

 

4.まとめ

というわけで今回は、「出版社の面接対策」をテーマに書きました!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。